OTC医薬品販売

お薬のプロとして、患者様の 「聞いてよかった」を目指して。

ハロー薬局では、OTC医薬品(一般用医薬品)を販売しております。
このOTC医薬品(一般用医薬品)とは、薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方箋無しに購入できる医薬品をさします。
このOTC医薬品は含有する成分等により、要指導医薬品・第1類医薬品・第2類医薬品・第3類医薬品の4つの区分に整理する事が出来ます。

このOTC医薬品の要望は近年増加しています。
これは、セルフメディケーションという考え方が浸透してきているからです。
昨今、自分の健康は自分で守ると考えるようになってきました。
日常生活でおこる体の不調やケガの中でご自身で判断できるような軽い症状のものであれば、患者様が自ら薬品を使って手当する。
これが、セルフメディケーションという考え方です。

OTC医薬品(一般用医薬品)を安全に活用する

このセルフメディケーション自体は大切な考え方ですが、場合によっては危険性があるのも事実です。
例えば、薬局に行って風邪薬を買うと、選んだ風邪薬の中には様々な成分が入っています。
この時、このお薬しか服用されない場合は、問題がないかもしれません。
ですが、他にも持病等を持たれており、他のお薬等と合わせて服用される場合は、お薬の相互作用というものが出てくるケースもあります。
この相互作用とは、2種類以上のお薬を併用されたときに、個々のお薬では見られない作用があらわれたり、それぞれのお薬の効きめが強くなったり弱くなったりするなどの変化が起きる事です。
例えば主な相互作用には、このようなものがあります。

主な相互作用

1. お薬の効き方そのものが逆のお薬の組み合わせの場合(お薬の効果・効能・作用が打ち消されてしまう場合がある)

2. お薬の効き方が類似または酷似したお薬の組み合わせの場合(お薬の効果・効能・作用が強く出てしまう。よりしっかりと効果を得るために、効き方の似た2種類以上のお薬を使う事もあります)

3. 代謝(この場合は、飲んだお薬が体外に排出される)されるのがおそくなるお薬の組み合わせの場合(お薬の効きめが長続きしたり、同時に副作用が強くあらわれたりする事があります)

4. 代謝されるのがはやくなってしまうお薬の組み合わせ場合の(この場合は、お薬の効きめが短くなってしまう)

また、服用するお薬の種類が多くなればなるほどこの相互作用も起こりやすくなります。
相互作用についてはお薬の併用時だけでなく、食事や健康食品(サプリメント)との組み合わせでも起こる事があるため、複数の病院や診療科でお薬を出してもらう際は現在服用中のお薬をもらさず医療機関や医師・薬剤師にお伝えください。

OTC(一般用医薬品)についてのご相談

例えば、胃薬を選ぶ時、「胃がおかしい」、「なんだか調子が悪い」などの症状があっても、それは消化不良が原因の時もあれば、逆に胃酸過多の場合、また、食あたりや、胃腸機能の低下が原因の場合もあります。
この病状を正確に判断し、必要な医薬品を選ぶのは難しく、時には誤った判断をする可能性もあります。
そのため私たちハロー薬局では、その製品にどんな成分が入っているかを十分に把握した上で、患者様から判断基準となる情報をお聞きし、その情報から適切な判断をし、お薬の提案をさせていただきます。